NY金:反落で1210.60ドル、ドル高、米求人件数の上振れなどで売り優勢に

2015年4月8日 07:33

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記事提供元:フィスコ


*07:34JST NY金:反落で1210.60ドル、ドル高、米求人件数の上振れなどで売り優勢に

NY金は反落(COMEX金6月限終値:1210.60 ↓8.00)。1208.90ドルまで下落した後、買いに転じたが、1214.30ドルまでの反発にとどまった。米国債が、株高や3年債入札を控えて売られ、利回り上昇によりドル高傾向になったことで、金は売りが先行した。

その後、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が、「年内の利上げは間違いになる可能性」などハト派的な発言を連発したことで、買いに転換。しかし、この日発表の米国の2月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が、予想を上回る増加となったことから、金は上げ渋る状態になった。《KO》

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