CERNの大型ハドロン衝突型加速器、アップグレードを経て再稼動開始

2015年4月7日 16:22

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 2013年からメンテナンスに入っていたCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)。2015年4月5日の8時30分に再稼働を行った(BBC時事通信GIGAZINESlashdot)。

 改良工事により、出力は従来の8TeVから13TeVへアップ。順調に進めば6月にも13TeVでの陽子衝突を開始できるとしている。新生LHCではヒッグス粒子のさらなる特徴の観測、余剰次元、反物質の研究、ビッグバン発生時の状態や暗黒物質の解明に挑戦する予定だとしている。

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