セブン&アイ、グループ主要6社全体の温室効果ガス排出量を算出

2015年4月6日 11:11

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 (左) スコープ 1、2、3 の排出量の内訳(右) スコープ 3 の内訳(セブン&アイ・ホールディングスの発表資料より)

(左) スコープ 1、2、3 の排出量の内訳(右) スコープ 3 の内訳(セブン&アイ・ホールディングスの発表資料より)[写真拡大]

 セブン&アイ・ホールディングスは3日、グループ主要6社のサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量(「スコープ 3」)を初めて算定したと発表した。

 「スコープ 3」とは、自社排出量以外の、原材料・商品の調達、配送、商品使用、廃棄過程から出る温室効果ガスの排出量のことを指す。同社は、サプライチェーンからのCO2排出量を把握し削減することを謳っている「地球温暖化防止に関する基本方針」に則り、グループ 6 社(セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武、ヨークマート、セブン&アイ・フードシステムズ、セブン銀行)で、2013年度の「スコープ 3」排出量を算定した。

 その結果、スコープ3は85.9%となった。スコープ3の主な項目は購入した製品・サービスが86.3%、資本財が4.5%、販売した製品の廃棄が3.3%となった。

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