日本光電、米社と提携し人工内耳を発売

2015年4月1日 10:10

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携帯型サウンドプロセッサ ネプチューン(日本光電の発表資料より)

携帯型サウンドプロセッサ ネプチューン(日本光電の発表資料より)[写真拡大]

  • インプラントハイレゾ90K アドバンテージ (日本光電の発表資料より)

 日本光電は31日、米国のアドバンスト・バイオニクス社と人工内耳の独占販売契約を締結し、4月から販売を開始すると発表した。

 アドバンスト・バイオニクス社の人工内耳は、従来の5倍以上で音の細部まで忠実に再現するハイレゾ音声処理方式を採用。最大8万3,000パルス/秒の高速刺激で音を伝える。また、新型サウンドプロセッサ「ネプチューンTM」は防水・防塵対応の国際規格「IP68」を取得し、水泳中や入浴中でも音を聞きとることが可能になった。

 日本光電は、自社開発の聴性誘発電位検査ソフトウェアを備えた筋電図・誘発電位検査装置では国内トップシェアを誇り、新生児の耳の聞こえ具合を検査する聴覚スクリーニング装置を扱うなど、聴覚分野の製品ラインアップ強化に力を入れている。今回の提携により、スクリーニングから人工内耳まで聴覚にかかわるニーズに応えるとともに、高度難聴者のQOLの向上を支援していく。

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