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コミュニティFM、インターネットサイマル放送での楽曲利用許可を求めて日本レコード協会を提訴
コミュニティFM放送局37社による「サイマル放送を推進する会」が、番組をFM放送と同時にインターネットで配信するサイマル放送での楽曲利用を求めて日本レコード協会を提訴した(ITmedia)。
サイマル放送を推進する会では、サイマル放送を行うに当たって2008年にJASRACや日本レコード協会、実演家著作隣接権センター(CPRA)と交渉して使用料を支払うことで合意。2010年にはiPhoneアプリも提供していた。
今回の事件の発端は、コミュニティFMの運営する「Find your music」というサービス。このサービスは、各音楽ジャンル毎の「おすすめ番組」をまとめたもので、洋楽やアニメ、J-POP、K-POPといったジャンル毎に番組を探すことができるようになっている。ここでは放送中の楽曲と、その後に放送する楽曲を表示する機能もあるが、これについて日本レコード協会が中止を求めたという(ITmediaの別記事)。
レコード協会の主要会員であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が音楽配信サービスを行っていることから、コミュニティFM側は「実質的に無料で最新の音楽番組を常時提供する同サービスがSMEの障害になっている」と見ているようだ。
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