NY金:続落で1185.30ドル、先週末のFRB議長発言、米指標改善で売り優勢に

2015年3月31日 07:03

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:07JST NY金:続落で1185.30ドル、先週末のFRB議長発言、米指標改善で売り優勢に

NY金は続落(COMEX金6月限終値:1185.30 ↓15.40)。6月限は、1187.90ドルを高値に、1182.20ドルまで下落した。先週末の通常取引終了後に行われたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演で、「利上げ、年内に十分に正当化される可能性も」、「インフレが目標に達する前に利上げを開始すべき」など、ややタカ派的な発言がみられたことで、売りが優勢になった。

また、30日発表の米国の経済指標で、2月コアPCE価格指数(インフレ指標)が、横ばい予想に反して上昇。2月中古住宅販売成約指数が、予想を大きく上回る伸びとなったことなども、売りにつながったもよう。《KO》

関連記事