女性の10.5%、男性の4%がストーカー被害にあったことがある

2015年3月30日 16:50

印刷

記事提供元:スラド

maia 曰く、 内閣府男女共同参画局の「男女間における暴力に関する調査(平成26年度調査)」によれば、「特定の異性からの執拗なつきまとい等の被害にあった人」は女性の10.5%、男性の4%だった。また、被害者のうち命の危険を感じたという人は女性の28.9%、男性の15.7%だった(東京新聞)。

 被害において、電子メールやインターネットなどが使われていた人は女性が36.3%、男性が42.9%だったが、これは年齢の影響が大きい。20代では女性の75%、男性の85.7%にのぼる。

 女性の10人に一人、男性の25人に一人、というのは多いのか少ないのかよく分からないが、身の危険まで含め、女性の方が相当にリスクが高いのは否めない。うまい対策は思いつかない。既に深刻化が明らかな事例であれば警察や法律上の対応が問題になろうが、その前段階では総合的に取り組むしかないのであろう。ちなみに2014年のストーカー殺人は未遂を含め14件だったという。

 スラッシュドットのコメントを読む | 犯罪

 関連ストーリー:
改正ストーカー法成立、メール送信も「付きまとい行為」として規制対象に 2013年06月27日
東京メトロの駅員、パスモの乗車履歴を無断で入手してストーキング 2012年04月18日
「こっそりインストールして位置情報を追跡」というAndroidアプリ「カレログ」 2011年08月31日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事