エプソン、4K映像対応のレーザー光源ホームプロジェクター 明るさ0の“漆黒”を実現

2015年3月26日 13:48

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セイコーエプソンが発売するホームシアタープロジェクターの新モデル「EH-LS10000」(写真提供:セイコーエプソン)

セイコーエプソンが発売するホームシアタープロジェクターの新モデル「EH-LS10000」(写真提供:セイコーエプソン)[写真拡大]

 セイコーエプソンは26日、光源にレーザーダイオードを採用するとともに、「4Kエンハンスメントテクノロジー」搭載により4K映像コンテンツに対応したホームシアタープロジェクターの新モデル「EH-LS10000」を4月9日より発売すると発表した。価格はオープンである。

 EH-LS10000は、安定した光源で高い色再現性を実現するレーザー光源を採用した。レーザー光源はパルスでの制御が自由なことから、1フレームごとの制御が可能となり、映像の入力信号に合わせてリアルタイムに光を調整できる。

 また、映画のシーンの切り替えなどで暗転する場面では瞬時に明るさ0lmの完全な漆黒「パーフェクトブラック」を実現する。あわせてDCI色域やAdobeRGBなどの広範囲の色域をカバーしているため、映画製作者の意図した色はもちろんのこと、豊かな色彩表現を可能にする。

 さらに、エプソン独自技術の「4Kエンハンスメントテクノロジー」により4K映像コンテンツを投写することができる。「4Kエンハンスメントテクノロジー」は、1画素を斜めに0.5画素シフトさせることで、解像度を2倍にして4K解像度を実現する技術である。HDCP2.2対応により放送などの4Kコンテンツを表示することが可能だ。

 さらに、Blu-ray DiscなどのフルHDの映像を4Kにアップスケールする際は、エプソン独自の超解像技術とチューニングにより高精細でありながら自然な4K映像に仕上げている。

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