NY金：続伸で1191.40ドル、米早期利上げ観測後退による買い安心感が継続

*07:51JST NY金：続伸で1191.40ドル、米早期利上げ観測後退による買い安心感が継続

NY金は続伸（COMEX金4月限終値：1191.40　↑3.70）。1194.00ドルを高値に、一時1185.30ドルまで下落したが、その後再び1190ドル超えに戻した。前日のフィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長の「年末までの利上げは正当化される可能性」との発言を受けて、FRBは利上げ開始を急がないとの見方から、金の買いが先行した。

24日発表の米国の経済指標では、3月製造業PMI速報値や2月新築住宅販売件数が、予想に反して上振れで上昇、ドルが一時反発したことで金の売りが優勢になった。しかし、終盤には米国株価指数が下落しており、金の買いが盛り返した。《KO》