政治から読み解く【経済と日本株】:逢沢一郎氏「お店の商品は全てハラル」

2015年3月20日 16:34

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記事提供元:フィスコ


*16:36JST 政治から読み解く【経済と日本株】:逢沢一郎氏「お店の商品は全てハラル」
衆議院議員の逢沢一郎氏が「港区三田に「ハラル ベーカリー カフェ リエゾン」が開業。ハラル認証を得た米粉、小麦粉でパンやスイーツを。お店の商品は全てハラル。おかやま工房河上社長おめでとうございます。米粉は岡山県吉備中央町産。イスラムのお客さんいっぱいです。」とツイートしている。

訪日外国人数が急増しているなか、イスラム圏から来た観光客も増加している。数年前までは、イスラムで禁止されている食材が入っているかどうか判断つかなかったが、足元では「ハラル」の知名度が向上。ハラル対応の店舗にはイスラム圏の観光客が集まるなどちょっとした経済効果も出始めている。

市場ではさほどハラル関連といった物色は観測されないが、13年にハラル食品市場に参入したユーグレナ<2931>は関連銘柄の一角と言えよう。一方、「シャリア適格銘柄」というカテゴリーも存在する。これは、ギャンブルや兵器、ハラル以外の食品などの取り扱いで多額の利益を得ていないこと。そして、株式時価総額に対しての割合が現金1/3以下、負債1/3以下などの条件を満たしている銘柄のことを指す。こうした銘柄に投資する「シャリア関連アセアン株式オープン」もハラル関連と言えよう。《MT》

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