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民主・枝野氏、特定秘密指定管理簿公開の在り方に課題を提起
民主党の枝野幸男幹事長は18日午後の記者会見で、特定秘密保護法に基づく特定秘密指定の管理簿公開の在り方について「後藤祐一議員(民主)の求めに応じたものだが、衆院予算委員会審議終了後の公開は時期的に遅すぎる」と「国会審議を避けるタイミングを選んだと疑われても仕方がない」と対応の在り方に問題を提起した。
枝野幹事長は公開内容についても「具体性に乏しく、適切に秘密指定が行われているのか到底チェックができるものではない」と問題視した。
公開内容については細野豪志政調会長も「382項目名のなかに含まれる約47万件と言われる個別の『文書等』の名称については、どのような内容が中に含まれているか想像すら難しいものも多い。個別の名称が今後公開されるのかどうか、公開のあり方については相当しっかり見ていかなければならない。少なくとも情報監視審査会には提供されるべきだと考えている」と公開の在り方に課題を提起した。
なお枝野幹事長はこの日の会見で、憲法改正について「現行憲法のある部分を改正した方がいいという国民的コンセンサスが得られるのであれば、未来志向で積極的に対応していく。(その場合も)立憲主義で縛られる政治の側が『これで行く』と国民を無理やり引っ張っていく性質のものではない」と強調し、国民的議論の必要のあるものもあるとしたうえで、立憲主義の視点で見なければならないと自民をけん制した。(編集担当:森高龍二)
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