注目銘柄ダイジェスト(前場):丸三証券がストップ高買い気配、ファンコミは急落

2015年3月17日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):丸三証券がストップ高買い気配、ファンコミは急落

丸三証券<8613>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。前日に今期の期末配当予定を発表している。普通配当の30円に加えて、特別配当の40円を実施、期末配当金は70円(前年同期25円)とする計画。年間配当金は85円(前期55円)となる。前日終値をベースとした配当利回りは9.2%にまで達することになり、ポジティブなインパクトが強まる格好へ。

ファンコミ<2461>:969円(前日比-92円)
急落。前日に2月の月次動向を発表している。前年同月比増収率は12.2%増、1月の同17.9%増から伸び率は低下している。前月も伸び率縮小(12月は同25.3%増)を受けて大幅安となった経緯があり、一段の伸び率縮小にはネガティブなインパクト。

カネカ<4118>:856円(同+29円)
昨年来高値を更新。シティでは投資評価「1」を継続で、目標株価を780円から950円にまで引き上げている。円安や原料安など事業環境の好転に加え、「カネカロン」、モディファイヤー、塩素化塩ビなどの拡大で、来期営業利益は前期比40%増と大幅増益を予想しているもよう。

トミタ電機<6898>:419円(同+23円)
買い先行で。15年1月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益見通しは従来の0.14億円から0.53億円へと引き上げた。フェライトコア販売が国内外で順調に推移し、売上高が想定より増加したほか、外貨建て売上の増加、原価率の低減、経費等の削減も利益増に寄与した。また、為替差益の計上などもあり、当期純利益見通しは0.22億円から1.97億円に上方修正している。

アルトナー<2163>:972円(同+150円)
ストップ高。16日引け後に発表された16年1月期業績予想は、営業利益が前期比19.6%増の4.02億円と、2ケタ増益が継続する見通し。また、年間配当も前期の25.00円から30.00億円に増額する見込み(中間配当を10.00円から15.00円に引き上げ)。なお、15年1月期業績は、営業利益が同78.4%増の3.36億円と、2月27日に発表した修正予想に沿った着地となった。

JPN HD<8718>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。クレセゾン<8253>が株式交換で同社を完全子会社化すると発表している。株式交換の効力発生日は6月1日を予定しており、これに先立ち同社株式は5月27日付で上場廃止となる予定。株式交換比率は、クレセゾン1に対してJPN HD0.26となっている。なお、同日発表した15年1月期業績は、営業損益が1.38億円の黒字(前年同期は1.22億円の赤字)で着地した。

弁護士ドットコム<6027>:2653円(同+38円)
3日ぶり反発。同社が運営する法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の会員登録弁護士数が8000人を突破したと発表している。国内弁護士36447人の4.5人に1人が会員登録している計算となる。また、2012年3月時点の3964人から3年間で2倍超となっており、会員登録弁護士数の順調な拡大が好感されているようだ。《KO》

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