タブレット端末の所有率は33.0%、昨年より8.1ポイント増 約半数はiPad=MMD調査

2015年3月14日 16:42

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タブレット端末所有率の推移を示す図(MMD研究所の発表資料より)

タブレット端末所有率の推移を示す図(MMD研究所の発表資料より)[写真拡大]

  • タブレット端末の所有率を示す図(男女別:MMD研究所の発表資料より)
  • 所有している端末の種類(MMD研究所の発表資料より)

 MMD研究所は12日、20歳以上の男女6,606人を対象に行った「2015年タブレット端末に関する定点調査」の結果を発表した。それによると、タブレット端末の所有率は33.0%で昨年より8.1ポイント増加した。製品別のシェアでは「iPad」が47.2%で最多で、「Nexus」「Xperia Tablet」が続いた。

 20歳以上の男女(N=6,606)を対象に、タブレット端末の所有について聞いたところ、所有率は33.0%となり2014年と比較すると8.1ポイント増えていることがわかった。これを男女別に見てみると、男性の41.1%、女性の24.8%がタブレット端末を所有して、男性に関しては2014年と比較すると9.1ポイント上昇していることがわかった。

 タブレット端末所有者(N=2,180)を対象に、所有しているタブレット端末を聞いたところAppleの「iPadシリーズ」が47.2%と他を大きく引き離し、Android搭載版「Nexusシリーズ」(Google)が13.9%で2番目、「Xperia Tabletシリーズ」(ソニー)が7.4%と続いた。一方、パソコン代用機としても注目されたWindows搭載の「Surface」(Microsoft)の所有率は2.5%にとどまっている。

 なお、この調査の調査期間は2015年3月2日~3月4日で、有効回答は6,606人。(記事:町田光・記事一覧を見る

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