NY金：続落で1150.60ドル、ドル高、原油安で売り先行

*07:04JST NY金：続落で1150.60ドル、ドル高、原油安で売り先行

NY金は続落（COMEX金4月限終値：1150.60　↓9.50）。1159.20ドルから1146.50ドルまで下落した。この日も米連邦準備理事会(FRB)が6月にも利上げを開始するとの観測で、ドル高が進んだことから、金の売りが優勢になった。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和開始により、ユーロ圏諸国の国債利回り低下が続いていることで、ユーロ売り圧力も強く、ユーロ・ドルは1.0542ドルまで下落した(NY通常取引時間内)。

また、欧米株価の反発に、安全資産としての買い需要が後退したことや、NY原油先物価格が47ドル台まで下落し、インフレヘッジ需要が後退した面なども、金の売りにつながったとみられる。《KO》