Appleが発表した100万円を超える高級Apple Watch、一部で批判される

2015年3月11日 15:43

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 Apple社が9日に「Apple Watch」を発表したが、18金を用いたモデルは100万円以上というその価格設定を巡って様々な反応が出ているという(SlashdotAtlanticIT World)。

 FusionのKevin Roose氏は、AppleデザイナーのJony Ive氏が「Apple製品は、万人向けに作られている」言っていたことを引用したうえで、Appleはさらに広がるであろう世界の所得配分格差を睨んで将来の計画を立てているとして次のように批判している。

 気に障る価格帯である。それは、とても高いからではなく、根拠のない高額な価格に設定されているからである。スポーツモデル(350ドル以上)とハイエンドのApple Watch Editionの中身は一緒である。中のコンピューターは同じ、つまりユーザーの人生に同様に影響する。唯一の違いは、Editionをつかってステータスシンボルを作り上げようとしていることである。

 より良い品質を体験できるから沢山払って下さいということではなく、払えるんだろうし、より高額な腕時計が好ましいと考えられているんだから払いなさいと言っているのである。

 一方でコメンテーターの多くは、「この価格設定は優れたビジネスセンスによるものであり、驚きはない」という。これまでもAppleはiPhoneのマージンをつり上げて世界から利益を貪っており、大きなマージンを得るために超富裕層以上のターゲットは無いとのこと。また、中国のお金持ちをターゲットにしているのではないか、という見方もあるようだ。

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