Ubuntu、月曜日から公式にsystemdへ切り替え

2015年3月8日 11:28

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記事提供元:スラド

本家/.「Ubuntu To Officially Switch To systemd Next Monday」より Ubuntuはsystemdとともに生きていくことになる。ubuntu-devel-announceメーリングリストでMartin Pitt氏が報告した。月曜日からUbuntu Vivid(15.04)はUpstartではなく、systemdでブートするようになる。この変更はデスクトップやサーバーおよび、その他の現行版すべてに適用される。技術的にはパッケージ管理での依存関係が「init」優先ではなく、「systemd-sysv|upstart」優先に切り替わる。ただし、この変更は新規インストールに対するもので、アップグレードには影響しない。アップグレードの場合は「ubuntu-standard」の依存関係に「systemd-sysv」を加えることで切り替えが可能だ。既に手動での切り替えは可能となっているが、初めにワンタイムブートを実行しておくことが強く推奨される。変更により問題が発生した場合には、Launchpadで適切なバグリポート(ubuntu-bug systemd)を登録することが非常に重要だ。数週間後、あまりに多くの、またはあまりに大きな問題が確認された場合、UbuntuはUpstartを復元する可能性もある。

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