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NY金:続落で1196.20ドル、ドル高・雇用統計警戒で売り転換
記事提供元:フィスコ
*07:03JST NY金:続落で1196.20ドル、ドル高・雇用統計警戒で売り転換
NY金は続落(COMEX金4月限終値:1196.20 ↓4.70)。1208.90ドルまで上昇した後、1195.80ドルまで下落した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で、資産購入の開始を宣言し、期限について柔軟な姿勢をみせたこと(緩和長期化の思惑)、2016年のインフレ率見通しを引き上げたことで(ヘッジ機能の連想)買いが先行した。この日発表の米国の雇用、製造業関連指標の悪化も買いにつながった。
しかし、ドラギ総裁発言が一方でユーロ安・ドル高につながったことが(一時1.10ドル割れ)、下押し圧力になり、その後、売りに転換した。また、6日(金)に予定される米2月雇用統計の発表に対する警戒感も、相場の重石になった可能性がある。《KO》
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