NY原油:反発で50.52ドル、イスラエル首相演説で一時買いが強まる

2015年3月4日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反発で50.52ドル、イスラエル首相演説で一時買いが強まる

NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:50.52 ↑0.93)。49.45ドルまで下落した後、50.78ドルまで上昇した。欧米株安を受けて売りが先行し、この日の安値をつけたが、「リビアで反政府勢力が、石油ターミナルや空港に空爆やロケット砲攻撃を行った」と伝えられ、ブレント原油が反発していたこともあり、下げ止まった。

その後、ネタニヤフ・イスラエル首相の米議会演説で、「悪いイラン合意で戦争につながる可能性も」などのタカ派的発言があったことから、買いが強まり、この日の高値をつけた。ただ、4日(日本時間5日午前0時30分)に予定される米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)発表を控えていることで、それ以降は伸び悩み気味となった。《KO》

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