伊藤忠商事、融資仲介のクラウドクレジットに2億円超を出資

2015年3月3日 12:26

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クラウドクレジットの役割を示す図(伊藤忠商事の発表資料より)

クラウドクレジットの役割を示す図(伊藤忠商事の発表資料より)[写真拡大]

 伊藤忠商事は2日、資金を借りたい人(ボロワー)と貸したい人(レンダー)をネット上で結びつける融資仲介サービスを運営するクラウドクレジットと資本業務提携したと発表した。これにより、クラウドクレジットの持つ発行済み株式の約18%を2億円超で取得し同社経営陣に次ぐ株主となる。

 クラウドクレジットは、株式売却などのキャピタルゲインではなく、利息などによる一定のインカムゲインを獲得し資産形成したいといった国内の個人や機関投資家のニーズに対して、少額からでも参加できる好利回りの投資機会を提供する。集めた資金を、現地提携会社を介して、経済成長が見込める資金調達需要が高い国の個人や中小企業に提供する事で、ボロワーとレンダーの融資仲介を実現する。なお、投資家から集めた資金は、ファンドへの出資金という扱いとなり、貸し出される。

 伊藤忠商事は金融とIT技術の融合によるイノベーション、その実現を目指すITスタートアップ企業を指すFinTech分野を注力分野のひとつと位置付けており、今回のような先進的な金融サービスを創造する企業への投資を通じて次世代の日本の金融システム構築の一翼を担うと共に、自社のグローバルネットワークを活かして、日本発のテクノロジーやサービスを世界に広めていきたいとしている。

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