NY金:続伸で1210.10ドル、中国実需への期待などから買い優勢

2015年2月27日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:続伸で1210.10ドル、中国実需への期待などから買い優勢

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1210.10 ↑8.60)。1219.90ドルを高値に、一時1206.50ドルまで下落した。旧正月休み明け以降の中国実需に対する期待から、買いが先行したとの見方。また、この日発表の米国の経済指標で、先週分新規失業保険申請件数の予想を上回る増加を受けて、買いがさらに強まった。

しかし、その後は、米連邦住宅金融局の12月住宅価格指数が上振れで上昇したこと。また、米地区連銀総裁らのタカ派的発言を受けてユーロ安・ドル高傾向となったことから(ユーロ・ドル一時1.12割れ)、利食いなど売りが徐々に強まり、上昇幅が縮小した。《KO》

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