NY原油:反発で50.99ドル、ガソリン在庫の減少などで買い戻し

2015年2月26日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反発で50.99ドル、ガソリン在庫の減少などで買い戻し

NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:50.99 ↑1.71)。48.43ドルまで下落した後、51.14ドルまで上昇した。この日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が予想を上回る増加となり、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も引き続き増加したことで、売りが一時急速に強まった。

しかし、一方、ガソリン在庫が予想以上に減少していたことで、その後、買い戻しに転換したとの見方。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が「原油市場は現在落ち着き、需要は拡大しつつある」との見通しを示しており、引き続き相場押し上げにつながった可能性もある。

【米週次原油在庫統計(2/20時点)、前週比】

原油在庫:+842.7万バレル(予想:+366.6万バレル、前回:+771.6万バレル)
オクラホマ州クッシング原油在庫:+241.9万バレル(前回:+366.3万バレル)
ガソリン在庫:-311.8万バレル(予想:-177.7万バレル、前回:+48.5万バレル)
留出油在庫:-271.1万バレル(予想:-327.7万バレル、前回:-381.4万バレル)
製油所稼働率:87.4%(前回:88.7%)《KO》

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