NY原油:続落で49.28ドル、米在庫統計の増加予想から売りが勝る

2015年2月25日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY原油:続落で49.28ドル、米在庫統計の増加予想から売りが勝る

NY原油は続落(NYMEX原油4月限終値:49.28 ↓0.17)。50.33ドルまで上昇した後、49.22ドルまで下落した。「リビア最大級の油田が、大雨による停電で閉鎖」を受けて、供給緩和観測から買いが先行。また、「ギリシャ救済策の延長をユーロ圏財務相が承認」と伝えられたことも、欧州景気への懸念後退で買いにつながった。

一方、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で「ガイダンスの変更はどの会合でも利上げを可能にする」などに反応して、ユーロ・ドルが一時1.13ドル割れ(ドル高)となった際に、原油売りに転換。その後、いったん50ドル台に戻したが、25日(水)の米原油在庫統計の発表を控え、増加予想から再び売りが優勢になった。《KO》

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