NY原油:続落で50.34ドル、リグ稼働数の減少ペース鈍る

2015年2月21日 07:30

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記事提供元:フィスコ


*07:30JST NY原油:続落で50.34ドル、リグ稼働数の減少ペース鈍る

NY原油は続落(NYMEX原油3月限終値:50.34 ↓0.82)。51.41ドルから49.91ドルまで下落した。3月限が20日取引最終であることに絡む持ち高調整や、米国内の石油掘削装置(リグ)の稼働数に関する発表を控え、減少が続き供給過剰感が弱まるとの思惑から、買いが先行した。

終盤に米油田サービス大手ベーカー・ヒューズ社が、米国内のリグ稼働数を発表。稼動中は前週比37基減の1019基であったが、減少ペースが鈍ったとの見方からか、発表後売りが優勢になった。なお、23日から取引の中心となる4月限の20日値動きは、高値が52.16ドル、安値が50.72ドル、引けは50.81ドルであった(前日比1.02ドル安)。《KO》

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