スマホ用名刺管理アプリ「Eight」、機能強化した有料版を提供開始

　Sansanは、これまで完全無料で全ての機能を提供していたスマートフォン用の名刺管理アプリ「Eight(エイト)」に新機能を搭載した有料アプリ「Eightプレミアム」の発売を発表した。価格は月額400円または年額4,000円(税抜き)で、対応OSは、iOS 7.0以降、Androidが4.0.3以上。

　新アプリは、無料アプリを使用するユーザから要望の強かった機能がオプションで提供される。データ入力項目の充実とスピードアップでより使いやすくなるほか、登録した名刺情報をダウンロードすることで年賀状の送付や営業リストの作成、メール一斉配信など名刺情報をよりビジネスに活用できる。

　提供される新機能は、「自由に名刺データをダウンロード」、「優先入力でデータ化スピードアップ」、「全項目をデータ入力」。これにより、登録した名刺データを何度でも件数無制限でCSV形式でPC版の「Eight」からダウンロードできる。そして、そのデータを年賀状の宛名印刷やメールマガジンの配信、営業リストの作成、バックアップなどに利用できる。

　また、優先入力を利用することで、通常ユーザに優先して約1/3のスピードで名刺データが入力でき、名刺交換した人へのお礼メールを速やかに簡単に送ることができる。さらに、登録した名刺のすべてに名刺記載の会社名、氏名、電話番号、メールアドレス、部署・役職、郵便番号、住所、FAX番号、携帯電話番号、WebサイトURLの全項目を必要に応じて入力できる。

　なお、2月28日24:00までにプレミアム登録完了したユーザの登録名刺データを、過去登録分も「Eight」が自動的にチェックし、無料で全項目をデータ入力するキャンペーンが行われる。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）