NY金:続伸で1227.10ドル、米消費者関連指数の悪化で安全志向の買いが強まる

2015年2月14日 07:19

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記事提供元:フィスコ


*07:19JST NY金:続伸で1227.10ドル、米消費者関連指数の悪化で安全志向の買いが強まる

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1227.10 ↑6.40)。1226.20ドルから一時1234.90ドルまで上昇した。前日に米国の小売売上高の減少や新規失業保険申請件数の増加を受けて反発した流れで、この日もスタート。その後発表された2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が大きく下振れして低下したことで、安全資産としての金の買いがさらに強まった。

ウクライナ政府と親ロシア派が東部での15日からの停戦で合意しているが、発効までに支配地域の拡大を意図した戦闘が継続。今回も停戦の実現性が危ぶまれる状況になっていることも、金の買いにつながったとみられる。《KO》

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