LINE、公開型アカウント「LINE@」を個人向けにも無料で提供

2015年2月13日 18:17

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LINEは、これまで法人向けに有料で提供してきた公開型アカウント「LINE@」を、無料化して、個人向けにも提供する。

LINEは、これまで法人向けに有料で提供してきた公開型アカウント「LINE@」を、無料化して、個人向けにも提供する。[写真拡大]

 LINEは13日、これまで法人向けに有料で提供してきた公開型アカウント「LINE@」を、無料化して、個人向けにも提供し、iPhone / Androidスマートフォン向け無料アプリ「LINE@」を12日にリリースしたと発表した。

 「LINE@」は、個人向けの「LINE」とは異なり、どの利用者でも見られるページを作ることができ、個人店舗などの情報発信やフリーランスで活動しているデザイナーやアーティストなどがファンとコミュニケーションを取るなど、ビジネス用途にも適しているという。

 利用するには、スマートフォンに専用アプリ「LINE@」をインストールし、アプリ内からアカウントを取得する。IDは、申し込み時にランダム文字のものが付与されるほか、年間2,592円(2年目以降1,296円)を支払うことで、任意のアルファベットや数字をIDに設定することができる「プレミアムID」も提供する。

 アプリでは、指定時間でのメッセージの一斉同報送信や、アプリ内での専用ページの設置などが可能。メッセージは、「無料プラン」では、月1,000通(1通1吹き出し)までとなっているが、月額5,400円を支払うことで、月5万通のメッセージの送付などができる「有料プラン」も用意する。なお、「LINE」で可能な無料通話やグループトークなどの機能は利用できない。

 このほか、パソコン向けに管理画面( https://admin-official.line.me/ )を提供し。メッセージには収められないクーポンや、アンケートなどのユーザー参加型コンテンツなど作成できるようにする。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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