NY原油:反発で51.21ドル、石油大手の投資削減で供給過剰感の緩和観測

2015年2月13日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反発で51.21ドル、石油大手の投資削減で供給過剰感の緩和観測

NY原油は反発(NYMEX原油3月限終値:51.21 ↑2.37)。49.68ドルから51.45ドルまで上昇した。仏エネルギー大手が2015年の投資額の削減を発表。米社も石油掘削装置(リグ)を減らす意向を示したことで、供給過剰感が緩和されるとの見方が原油の買い戻しにつながったもよう。13日(金)に米油田サービス大手ベーカー・ヒューズ社が、米国内のリグ稼働数を発表する予定。

そのほか、独、仏、ロシア、ウクライナの4カ国首脳会談により、ウクライナと親ロシア派が15日からの停戦で合意。それを好感してユーロ高・ドル安傾向になっていることから、割安感による原油の買いも入ったとみられる。《KO》

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