NY原油:続落で48.84ドル、米在庫増加を受けて売りが強まる

2015年2月12日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:続落で48.84ドル、米在庫増加を受けて売りが強まる

NY原油は続落(NYMEX原油3月限終値:48.84 ↓1.18)。48.05ドルまで下落した後、いったん買い戻され50.00ドルまで上昇したが、その後再び軟調になった。前日発表の全米石油協会(API)の週間石油在庫統計が160万バレル増加だったこと、また、この日発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)でも在庫増の予想だったことで、売りが先行。

そして、EIA週報では、国内全体の在庫が予想を上回る増加となり、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も引き続き増加。また、ガソリンも予想を上回る増加となったことから、売りがさらに強まった。

【米週次原油在庫統計(2/6時点)、前週比】

原油在庫:+486.8万バレル(予想:+361.2万バレル、前回:+633.3万バレル)
オクラホマ州クッシング原油在庫:+121.4万バレル(前回:+251.6万バレル)
ガソリン在庫:+197.7万バレル(予想:+10万バレル、前回:+233.5万バレル)
留出油在庫:-325.2万バレル(予想:-98.7万バレル、前回:+178.8万バレル)
製油所稼働率:90.0%(前回:89.9%)《KO》

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