NY金:反落で1232.20ドル、安全資産としての買い需要が後退

2015年2月11日 07:25

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記事提供元:フィスコ


*07:25JST NY金:反落で1232.20ドル、安全資産としての買い需要が後退

NY金は反落(COMEX金4月限終値:1232.20 ↓9.30)。1239.90ドルから1231.70ドルまで下落した。11日(水)開催予定のユーロ圏臨時財務相会合を控え、ギリシャと欧州連合(EU)などとの金融支援協議に進展期待が広がり、安全資産としての金の買い需要が後退して売りが優勢になった。

金融支援協議でギリシャに譲歩の兆しがあるとの見方や、「欧州委員会が妥協案を提示する」との報道がみられた。しかし、欧州委が否定し、ショイブレ独財務相の「11日の会合で新たなギリシャプログラム合意はない」との発言もあり、金は一時買い戻しが強まる場面もあった。《KO》

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