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インターネットの代替となる「第2のインターネット」は必要か
あるAnonymous Coward 曰く、 現在のインターネットとは異なる「第2のインターネット」が必要である、という意見はたびたび出るが、並列計算機コネクションマシンなどで知られるDanny Hillis氏が、既存のインターネットがクラッシュする前にプランBとなる「第2のインターネット」を用意すべきだとのプレゼンテーションを行ったことが話題になっている。
同氏によると、構造的にインターネットは意外と脆いにも関わらず、生活を支える経済や国家安全保障などのシステムにも使われているのはまずいという。そのため、氏の提唱する「プランB」によると、第2のインターネットはセキュリティと信頼性を重視するそうだ。また、既存のネットを代替するのではなく、同時に運用するのがキモであるという。まずは電力会社などの公共企業体、病院、航空管制、救急、銀行など信頼性重視の分野から導入するのが良いとしている。
確かにLizard SquadからのDDoS攻撃でPSNとXbox LIVEが落とされるような事件があったりと、インターネットは意外と脆いと感じることが増えてきた。第2のインターネットは幾分に興味深い気がするのだがいかがなものだろうか。
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