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独フランクフルトで中国人のミルク買い占めが横行、地元消費者は困惑
記事提供元:フィスコ
*08:48JST 独フランクフルトで中国人のミルク買い占めが横行、地元消費者は困惑
独フランクフルト市内の各大型スーパーで粉ミルクの売り切れが続出している。地元メディアによると、中国人旅行者による買い占めが要因とみられる。中国人は欧州最大の販売量を誇る独ミルパ(Milupa)社製の粉ミルクを買い漁っているという。同社のスポークスマンは2014年の生産量を前年の3倍に引き上げたものの、依然として需要に追い付いていない状況と説明した。地元メディアは「今年もまた中国人がやってきた。フランクフルトの赤ん坊達のミルクは中国人にすべて飲み干される」と皮肉を交えて報道している。
専門家は今後、中国人が春節休暇を迎えることから、中国人が大挙して押し寄せ、ママさん向けの最適なお土産として、ミルクの買い占めをさらに加速するとみている。
地元スーパーも対策に乗り出した。顧客1人当たりが購入できるミルクを3缶までに制約している。またミルパもドイツ在住者が確実にミルクを購入できるよう専門サイトを開設した。ただ50缶を上回る予約は受けていないという。
【亜州IR】《ZN》
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