アリババがスマホ端末事業に投資、魅族科技と資本・業務提携

2015年2月9日 14:28

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記事提供元:フィスコ


*14:28JST アリババがスマホ端末事業に投資、魅族科技と資本・業務提携
Eコマース世界最大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ)はこのほど、スマートフォン端末の製造を手がける魅族科技(メイズー)と戦略提携関係を結んだことを明らかにした。魅族に5億9000万米ドルを出資する。アリババ、騰訊HD(テンセント:700/HK)、百度(バイドゥ)の中国3大インターネット会社のうち、モバイル端末メーカーに出資するのはアリババが初めて。現地メディアが9日伝えた。
魅族科技は2003年の設立。当時はデジタルオーディオプレイヤーを主力としていたが、07年にスマホ市場に参入した。デザイン性を売りとした「魅族」シリーズを旗艦モデルとする。14年には廉価版モデル「魅族MX4」を投入。同じ新興メーカーで、業界大手に成長した北京小米科技(シャオミ)を意識した価格設定で、シェア上位への食い込みを狙っている。
魅族科技によると、13年の出荷台数は200万台だった。14年は2倍超の400万~500万台に伸びたとみている。15年は1000万~1500万台の販売を目指す方針だ。

【亜州IR】《ZN》

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