NY金:反発で1264.50ドル、中国預金準備率引き下げを受けて買い先行

2015年2月5日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反発で1264.50ドル、中国預金準備率引き下げを受けて買い先行

NY金は反発(COMEX金4月限終値:1264.50 ↑4.20)。1273.30ドルまで上昇後、一時1259.50ドルまで下落したが、それ以降1265ドル前後で推移した。この日、中国人民銀行が「預金準備率を20.0%から19.5%へ引き下げる」と発表したこと、また、米国の1月ADP雇用統計が下振れとなったことで、金は買いが先行した。

次の米1月ISM非製造業景況指数(総合)の発表後に高値をつけたが、雇用指数が大きく低下したことに反応した可能性。その後、NY原油先物相場が米在庫増から一段安となる状況に、インフレ抑制の思惑から売りが一時強まり、安値をつけたとみられる。《KO》

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