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【黒澤善行の永田町ウォッチ】まずは集中審議の議論に注目を
【2月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
衆参両院の予算委員会などで本格的な国会論戦がスタートしており、今週4〜6日には、集中審議も開催される。政府は、来週12日に来年度予算案を国会提出し、同日中に安倍総理による施政方針演説など政府4演説を行う予定でいる。衆議院予算委員会での実質審議は、今月第3週から始まる見通しだ。
いまのところ、議論はあまり深まっていない。今週の集中審議や、その後の予算委員会審議などで、野党がどのようなテーマ・政策争点で論戦を仕掛け、安倍総理はじめ閣僚らからどのような言質をとっていくのだろうか。通常国会前半の論戦の行方を占う意味でも、まずは集中審議でどのような議論が展開されるのかに注目しておきたい。【了】
黒澤善行(くろさわ・よしゆき)/愛知県春日井市生まれ。立命館大学政策科学部卒業、立命館大学政策科学研究科博士前期課程修了。毎日新聞社「週刊エコノミスト」記者、衆議院議員政策スタッフ、シンクタンク2005・日本(自民党系)研究員などを経て、従来の霞が関の機能を代替できる政策コンサル産業の成立を目指す株式会社政策工房の主任研究員に就任。主著に『できる総理大臣のつくり方』(春日出版、共編著)、『ニッポンの変え方おしえます―はじめての立法レッスン』(春秋社)がある。政策工房Public Policy Review(http://seisaku-koubou.blog.jp)より、著者の許可を得て転載
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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