NY金:続落で1260.30ドル、ギリシャ懸念後退で売り優勢

2015年2月4日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:続落で1260.30ドル、ギリシャ懸念後退で売り優勢

NY金は続落(COMEX金4月限終値:1260.30 ↓16.60)。1270.80ドルから1255.80ドルまで下落した。「ギリシャの反緊縮派政権が、債務減免の要請を撤回し、既存債務を成長に連動する新発債に交換する提案を行った」との動きを好感。ギリシャ財務相と欧州中央銀行(ECB)総裁(4日)、独財務相(5日)との会合も確認され、欧米で株高となる状況に、安全志向ムード後退による金の売りが優勢になった。

欧州朝方の時間外取引では、豪準備銀行のサプライズの利下げや、原油先物価格の続伸を受けて、金の買いが一時強まっており、NY金先物は1286.50ドルまで上昇していた。《KO》

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