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【黒澤善行の永田町ウォッチ】予算委員会での論戦、国会日程をめぐる与野党攻防に注目を
【2月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】補正予算の早期成立の見通しがたちつつあるが、野党側は、衆議院予算委員会に舞台を移し、格差拡大や地方の疲弊などアベノミクスの問題点や、予算案に盛り込まれたバラマキ施策などに焦点をあてて安倍総理に論戦を挑む方針でいる。今後、予算委員会だけでなく、集中審議や党首討論の開催を与党に求め、国会論戦など通じて攻勢を強めることも視野にいれているようだ。
野党がどのようなテーマ・政策争点で論戦を仕掛け、議論をどの程度、深めていくことができるのか。国会日程などをめぐる与野党攻防とあわせて、ウォッチしていくことが重要だ。【了】
黒澤善行(くろさわ・よしゆき)/愛知県春日井市生まれ。立命館大学政策科学部卒業、立命館大学政策科学研究科博士前期課程修了。毎日新聞社「週刊エコノミスト」記者、衆議院議員政策スタッフ、シンクタンク2005・日本(自民党系)研究員などを経て、従来の霞が関の機能を代替できる政策コンサル産業の成立を目指す株式会社政策工房の主任研究員に就任。主著に『できる総理大臣のつくり方』(春日出版、共編著)、『ニッポンの変え方おしえます―はじめての立法レッスン』(春秋社)がある。政策工房Public Policy Review(http://seisaku-koubou.blog.jp)より、著者の許可を得て転載
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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