NY金:続落で1255.90ドル、FOMC景気認識の上方修正を受けて売り先行

2015年1月30日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY金:続落で1255.90ドル、FOMC景気認識の上方修正を受けて売り先行

NY金は続落(COMEX金4月限終値:1255.90 ↓31.30)。取引の中心になったとみられる4月限は、1274.60ドルから1252.10ドルまで下落した。前日取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、「経済は堅調なペースで拡大」と景気認識が上方修正されたことを受けて、安全資産としての金の買いが後退し、売りが先行。

終盤にユーロ安・ドル高傾向が強まったことも、下押し圧力になった。この日発表の独・1月消費者物価指数速報値は下振れでマイナスに下落、一方、米・前週分新規失業保険申請件数は2000年4月以来の低水準を記録した。なお、2月限の29日値動きは、高値が1273.50ドル、安値が1251.00ドルで、引けは1254.60ドルであった(前日比31.30ドル安)。《KO》

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