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旧債券王 VS 新債券王
記事提供元:フィスコ
*11:56JST 旧債券王 VS 新債券王
グリーンスパン第13代FRB議長は、2004年1月の連邦公開市場委員会で「相当な期間」を削除し、利上げまで「忍耐強くいられる」と表明し、5月に削除した後、6月に利上げを開始した。
イエレン第15代FRB議長も、2014年12月の連邦公開市場委員会で、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)を「相当な期間」から利上げまで「忍耐強くいられる」に変更し、2015年4月以降の利上げ開始を示唆したことで、記者会見が行われる6月の利上げ開始の可能性が高まっている。
かつて債券王として君臨していたビル・グロス氏は、2015年6月にもFRBが0.25%の利上げを実施すると見ていることを明らかにした。
新債券王として知られる米資産運用会社ダブルライン・キャピタル の ジェフリー・ガンドラック最高経営責任者は「原油価格が急落し、世界の成長見通しが悪化しつつある中、イエレンFRB議長が利上げを実施すれば、景気の軌道は逆戻りし、緩和政策に戻るリスクを生む」として年内の利上げを警告している。《MY》
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