J&J、糖尿病患者向け自己検査用グルコース測定器「ワンタッチベリオビュー」を販売

2015年1月25日 17:38

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ジョンソン・エンド・ジョンソンは、糖尿病患者向け自己検査用グルコース測定器「ワンタッチベリオビュー」を販売開始した(写真:同社発表資料より)

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、糖尿病患者向け自己検査用グルコース測定器「ワンタッチベリオビュー」を販売開始した(写真:同社発表資料より)[写真拡大]

 ジョンソン・エンド・ジョンソンは23日、糖尿病患者向け自己検査用グルコース測定器「ワンタッチベリオビュー」を同日より販売開始したと発表した。

 日本では、糖尿病が強く疑われる成人男女が約950万人に上り、現状増加傾向にある。糖尿病の治療においては、患者自身が血糖値を適正な範囲に保つよう自己管理することが重要であると考えられている。

 新しい「ワンタッチベリオビュー」では、従来より評価の高かったカラー日本語表示機能の見やすさやわかりやすさに加え、より少ない血液量で高精度な測定が可能となった。さらに、直近7日間と30日間の測定結果をグラフ表示で確認できる「ふりかえり機能」により、患者の行動変容をサポートする。

 同社のライフスキャン事業部は、2008年に日本初、カラー液晶・日本語表示の自己検査用グルコース測定器「ワンタッチウルトラビュー」を発売するなど、分かりやすい日本語と、見やすい画面表示、血糖値の状態を色で知らせる血糖測定器を通じて、より多くの患者が自身の血糖コントロールの状態を把握し、生活習慣のふりかえりに役立てられるよう、糖尿病治療をサポートしてきた。

 同社は今後も、新しい機能が追加された血糖測定器「ワンタッチベリオビュー」を通じて、患者のクオリティ・オブ・ライフの向上と、医療現場における医療従事者にさらなる貢献ができるよう努めるという。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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