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帝人、ポリエステルフィルムの生産を宇都宮に集約
帝人は15日、子会社の帝人デュポンフィルムにおいて、合弁パートナーである米国デュポン社との合意に基づき、生産拠点の再編を決定したと発表した。
今回の再編では、帝人デュポンフィルムでは、現在岐阜事業所、宇都宮事業所の2拠点で行っているポリエステルフィルムの生産を宇都宮事業所に集約することとした。これまでにも、ポリエステルフィルム事業の競争力強化に向けては、茨城事業所の生産休止をはじめとして様々なコストダウン施策を講じてきた。しかし、グローバルでの競争環境が一層厳しさを増す中で、さらなる拠点集約による生産効率の向上が、将来にわたる収益力の確保に必須であるとの判断から、今回の決定に至ったもの。
また、岐阜事業所の生産体制については段階的に縮小し、2016年9月末に生産を停止する予定である。岐阜事業所の生産品については、宇都宮事業所及び海外拠点への生産移管や代替品への切り替え等を行うとともに、外部への生産委託による供給も検討する。一部の製品については一定の期間をもって販売を終了する場合もあるとしている。
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