ブラザー工業、業務用ヘッドマウントディスプレーの次世代モデルを開発

2015年1月8日 11:46

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「AiRScouter WD-200S(仮)」(ブラザー工業の発表資料より)

「AiRScouter WD-200S(仮)」(ブラザー工業の発表資料より)[写真拡大]

  • 「AiRScouter WD-200S(仮)」(ブラザー工業の発表資料より)
  • 「AiRScouter WD-200S(仮)」(ブラザー工業の発表資料より)

 ブラザー工業は7日、業務用ヘッドマウントディスプレー「AiRScouter WD-100G/100A」の次世代モデル「AiRScouter WD-200S(仮)」を開発したと発表した。

 次世代モデルは、映像の細部まで確認可能な1,280×720ピクセルの高解像度と、焦点距離を変更できるピント調整機能により、映像が見やすくなった。映像入力用のインターフェースとしてHDMI端子とビデオ端子を搭載した。これにより、ケーブル一本で既存の機器と簡単に接続できる。

 また、独自のフレキシブル・アームとヘッドバンドを採用した。ずれにくく自然な装着感で、ディスプレーを用途に合わせて自由なポジションにしっかり固定できる。さらに、眼鏡やゴーグルの上からでも使用できる。

 同社では、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニターとしての利用、また、セキュリティ・メンテナンス業務など幅広い分野での活用展開を想定している。画面を見ながら両手で作業ができ、情報を確認する際に大きく視線を動かす必要がないため、作業効率の向上やミスの防止に貢献できるとしている。

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