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グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)というブラックスワン
記事提供元:フィスコ
*17:37JST グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)というブラックスワン
ギリシャ情勢を巡る最悪のシナリオ、ブラックスワンは以下の通りとなる。
・1月22日:欧州中央銀行定例理事会
1月22日の欧州中央銀行定例理事会からは、19の参加国の内、15カ国だけが投票権を保有し、4カ国(1月はスペイン、エストニア、アイルランド、ギリシャ)は投票権が無い、という新しい投票システムのローテーションが導入されたことで、ギリシャ外しの動きが加速するのではないかとの警戒感が高まっている。
欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャ資産を適格担保として受け入れられるようにした特例措置を撤廃する可能性が高まることになる。
・1月25日:ギリシャ総選挙投開票
反緊縮財政を標榜する野党第一党の急進左派連合が政権を獲得する可能性が高まっている。
・2月28日
「トロイカ」によるギリシャ向け救済プログラム(2400億ユーロ)の期限を迎える。
ツィプラス急進左派連合(SYRIZA)党首は、ユーロ圏を離脱することなく、債務再編を要請する可能性が高まっている。
2014年末のギリシャの債務残高は、3172億ユーロで、対GDP比175.5%となっている。《MY》
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