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セキュリティ専門家曰く、ソニーピクチャーズに対するサイバー攻撃への対応は最悪
taraiok 曰く、 米国では大きな話題になっている、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃だが、この事件に対し、米国の著名なサイバーセキュリティ専門家であるピーター·ウォーレン·シンガー氏が「SPEがハッキング後に取った対応は最悪といえるものだ」とし、SPEや政府の対応に対し問題提起を行っている(MOTHERBOARD、Slashdot)。
同氏によれば、今回の件を米同時多発テロ(いわゆる「9.11」事件)のような物理的な攻撃と同一視することは信じられないという。映画を上映しなかったこともまずかった。この行為は(The Interviewのような映画を作る)チャレンジする精神を失わせ、業界全体を萎縮させる悪しき先例を作った可能性があるという。
例えば、ボストンマラソンのテロ事件があった。もし、あのときに炊飯器爆弾2個でボストン全体を閉鎖していたとしたら、テロリストにどういうメッセージを与えていたかを想像して欲しいという。今回のSPEと政府の過剰な反応は、立法上のケーススタディとして利用されるだろう。また、サイバー・セキュリティにおけるセールストークにも使われるのは間違いないとしている。
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