NY金:続伸で1194.80ドル、ドル高進行で上昇幅を縮小

2014年12月19日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY金:続伸で1194.80ドル、ドル高進行で上昇幅を縮小

NY金は続伸(COMEX金2月限終値:1194.80 ↑0.30)。1207.40ドルから1192.70ドルまで下落した後、前日終値(1194.50ドル)付近でもみ合いが続いた。前日の通常取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、金融政策の指針に関する文言が、「正常化開始まで、忍耐強さが必要」に修正された。しかし、イエレン米FRB議長が利上げ時期について、「少なくとも今後、2会合はない見込み」と述べたことで、その後、金は買い安心感が広がり、上昇していた。

18日の通常取引では、この日発表の米国の新規失業保険申請件数が減少したことや、スイス中銀がマイナス金利を導入する方針を示したこともあり、ドル高が進行。金は売りが優勢になり、上昇幅を縮小するかたちになった。《KO》

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