IHIグループ、日本初の予混合・希薄燃焼式デュアルフュエルエンジン「X-DF」を受注

2014年12月4日 17:04

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IHIグループのディーゼルユナイテッドは、トルコの造船所「Besiktas Gemil Insa A.S.」が建造するアスファルトタンカー向けに、混合・希薄燃焼式による低速2ストローク デュアルフュエルエンジン「X-DF」を受注した(写真:ディーゼルユナイテッドの発表資料より)

IHIグループのディーゼルユナイテッドは、トルコの造船所「Besiktas Gemil Insa A.S.」が建造するアスファルトタンカー向けに、混合・希薄燃焼式による低速2ストローク デュアルフュエルエンジン「X-DF」を受注した(写真:ディーゼルユナイテッドの発表資料より)[写真拡大]

 IHIグループのディーゼルユナイテッドは4日、船舶関連企業「Wärtsilä Switzerland, Ltd」(バルチラ)経由で、トルコの造船所「Besiktas Gemil Insa A.S.」が建造するアスファルトタンカー向けに、混合・希薄燃焼式による低速2ストローク デュアルフュエルエンジン「X-DF」を受注したと発表した。

 この新型エンジンは、IHI、ディーゼルユナイテッド、バルチラの3社で共同開発したもので、重油に加え、天然ガス(LNG)を燃料として利用できるデュアルフュエルエンジンで、日本で初めて予混合・希薄燃焼技術を採用した。ガス後処理装置を必要とせず、エンジンだけでNOx3次規制値に適合することや、低圧ガス供給により安全で、初期設備や運用にかかる費用を大幅に低減できるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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