関連記事
Intel、ホーキング博士向けに新たな意思伝達システムを開発
記事提供元:スラド
Intelがステファン・ホーキング博士に新たなコミュニケーションシステム「ACAT(Assistive Context Aware Toolkit)」を提供したことが発表された(Intelの発表、WIRED、PCWorld)。
ホーキング博士は「アイスバケツチャレンジ」でも話題になった「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)を患っており、自力では他者とのコミュニケーションを取れない。そのためタッチやまばたき、まつげの動きといったさまざまな入力を使って意思伝達を行うシステムを使ってコミュニケーションを行っている。
PCWorldによると、Intelとホーキング博士は10年以上も協力して意思伝達システムの開発に取り組んでいるとのこと。2013年のバージョンでは、カメラ付きのタブレットPCと、ホーキング博士のほおの筋肉の運動を検知するデバイス、そして音声合成システムなどから構成されていたという。
今回発表されたACATは、これらシステムをソフトウェア的に改良するもののようで、入力速度は倍になり、またマウスでのPC操作やメールを読むと言った処理を行うスピードは10倍になったという。
スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー | Intel
関連ストーリー:
ホーキング博士、1985年には安楽死の危機があった 2013年08月01日
Intel、ホーキング博士の意思伝達装置の改良を試みる 2013年01月25日
ホーキング博士 70 歳、余命数ヶ月の宣告から 50 年をどう生きてきたか 2012年01月11日
タイピング速度は仕事の進捗に影響する? 2010年12月28日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク