NY金:反落で1199.40ドル、原油の下落再開、ドル高傾向が売り圧力に

2014年12月3日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反落で1199.40ドル、原油の下落再開、ドル高傾向が売り圧力に

NY金は反落(COMEX金2月限終値:1199.40 ↓18.70)。1193.40ドルまで下落した後、いったん1203.40ドルまで買い戻されたが、それ以降も上値の重い状態になった。原油価格が再び下落に転じ、米国経済の堅調期待から、連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測、ドル高傾向が強まったことが、金の売り圧力になった。

欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、量的緩和導入観測からユーロが軟調になっていること。豪準備銀行理事会声明では、豪ドルの割高感や先安見通しが示され、原油安でカナダドルが下落していることも、ドル高につながっている。《KO》

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