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(中国)遼寧省の炭鉱で重大事故、粉塵爆発で26人犠牲
記事提供元:フィスコ
*08:22JST (中国)遼寧省の炭鉱で重大事故、粉塵爆発で26人犠牲
遼寧省の炭鉱で26日未明、作業者26人が死亡する鉱山事故が発生した。この鉱山は、阜新鉱業(集団)有限責任公司傘下の恒大煤業公司が管理・運営していた。採掘時に誘発されたマグニチュード1.6クラス地震の直後、なんらかのきっかけで溜まっていた石炭粉末に引火し、坑道内で炭塵爆発が生じたとみられる。中国政府系メディアが伝えた。
事故は午前1時31分に発生し、当時は89人が採掘作業に携わっていた。このほか30人の負傷者が運び出されている。うち8人は集中治療室に移された。
阜新鉱業(集団)有限責任公司は遼寧省政府系の国有炭鉱企業。恒大煤業の保有する炭鉱は事故後、安全確認のために生産活動が停止された。恒大煤業の年産能力は150万トン。従業員4660人を数える。炭鉱は1978年5月28日から開発に着手し、87年10月24日に稼働した。2009年になって、年産能力がそれまでの120万トンから25%引き上げられている。
【亜州IR】《ZN》
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