NY金:反落で1196.60ドル、スイス国民投票への不透明感で売り優勢に

2014年11月27日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:05JST NY金:反落で1196.60ドル、スイス国民投票への不透明感で売り優勢に

NY金は反落(COMEX金12月限終値:1196.60 ↓0.50)。1194.20ドルから1199.00ドルまで上昇したが、引けにかけて上げ渋ったもよう。この日発表された米国の雇用、製造業、消費者、住宅関連の指標が弱く、全般的にドル安傾向になったことから、金は買いが先行した。

しかし、30日に予定されるスイスの金保有に絡む国民投票を控え、不透明感もあることや、ドル安傾向が一服し、ドルが戻り気味になったことなどから、その後、金の売りが優勢になったとみられる。次の取引の中心になる2月限の26日値動きは、高値が1199.70ドル、安値が1195.00ドルで、引けは1197.50ドルであった(前日比0.30ドル安)。《KO》

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