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米国防長官辞任もガイドライン見直し作業着々
菅義偉内閣官房長官は25日の記者会見で、ヘーゲル米国防長官が辞任したことの受け止めを記者団に聞かれ「辞任は承知しているが、米国政府の人事の是非について政府としてコメントすべきではない」と言及しなかった。
菅官房長官は「ヘーゲル国防長官が2度の訪日を含め、日米同盟の強化、アジア太平洋地域の平和と安定に尽力されてきたことに心から感謝申し上げたい」と述べた。
菅官房長官は「日米同盟は我が国にとって極めて重要であり、今後とも米国と緊密に連携し強固な日米関係を構築していきたい」とした。
また「昨年10月に決定した日米間のスケジュールのもとで日米ガイドラインはしっかりと作業がすすめられていくと思う」とした。
ヘーゲル米国防長官の辞任については江渡聡徳防衛大臣も「報道等は承知しており、実際びっくりしているところは否めないが、防衛大臣としてのコメントは差し控えたい。また後任の国防長官が決まれば、後任の国防長官と緊密にしっかり連携しながら、強固な日米同盟を構築していくように努力したい。また日米ガイドラインのスケジュールは今年の末までということは決まっているので引き続き作業を進めて行きたい」と述べた。
ヘーゲル米国防長官の後任は速やかに指名される予定で、上院で承認されるまでの間はヘーゲル米国防長官がポストに留まり対応するという。ヘーゲル氏の辞任はさきの中間選挙で与党・民主党の敗北が影響しているものとみられている。(編集担当:森高龍二)
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